「お知らせメール」にご登録いただいたみなさん、いかがお過ごしですか?
令和元年、どんな年だったでしょうか?
実は、家計簿は1年を振り返る時にも役に立つんですよ。
「令和二年こそ家計簿オンラインサービスで家計簿をつけたい!」という方のために、
Vol.2では家計簿のちょっと意外な活用法をお届けします。


知ってる?家計簿

 今回もまずはクイズから。『羽仁もと子案家計簿』の「純生活費」の中に、なんと自分のためには使わない費目があります。それは何でしょう? (羽仁もと子案家計簿をご存じの方には簡単すぎると言われてしまいそうですが…)

  1)交際費
  2)光熱費
  3)公共費

 正解は3の「公共費」です。その内訳は「献金、共同募金、寄付など」となっています。「家計簿」を考案した最初から、羽仁もと子は「公共費」を設け、収入の1%を他人のため社会のためにと呼びかけました。


オンラインサービス最新情報

 Vol.1でもお伝えしましたが、「家計簿オンラインサービス(仮称)」はいつでもどこでも記帳できることが大きなメリットです。115年前に『羽仁もと子案家計簿』を発刊した頃には考えられないことでしたが、まもなく2020年を迎える日本では「現金」だけでなく決済手段が多岐に渡るようになり、その全貌を把握することさえ難しくなっています。

 そういうときこそ「家計簿」の出番なのですが、1日の終わりに細かな出入金を思い出すのは大変です。そこで、出入金があったらその場で記帳できるオンラインサービスが役に立ちます。「現金(財布)」「クレジットカード」「電子マネー(プリペイド)」など口座を8つのカテゴリーに分類し、さらには「手元の現金」「〇〇ペイ」など、必要に応じて100以上の口座を設定できます。

 これらは一覧画面で確認できるので、つい使いすぎになりがちなキャッシュレス払いも管理しやすくなり、 “お金の見える化”が実現します!

口座は8つのカテゴリーに分類され、それぞれの合計額を一覧できます。

必要に応じて新たな口座を登録できます。

※画面は開発中のものです。デザイン、用語などは変更される可能性があります


はやわかり『羽仁もと子案家計簿』

 冒頭のクイズでも取り上げましたが、支出の中に他人や社会のために使う「公共費」という費目を設けたのは、ジャーナリストであり、教育者でもあった羽仁もと子ならではの特長と言えるでしょう。この費目があれば、例えば近年のように大きな災害があった時に無理なく予算の中から寄付ができるわけです。

 ただ単に「お金を貯めたい」ということをめざしていたら、この費目は不要でしょう。けれども羽仁もと子はこの費目を最初から設けていました。「我が家はお金を何のために蓄え、何のために使うか。どういうことを大切にする家族なのか」とその家ごとの方針やライフスタイルを考え、見直すことまでもが組み込まれていたのです。家計簿をつける上での参考にしていただければ幸いです。



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 このコーナーではメルマガ読者のみなさんからのご質問にお答えします。 来春開始予定の『家計簿オンラインサービス(仮称)』についてのご質問、家計簿をつける上での疑問、家計簿をつける上でのお悩みなど、気軽にお寄せください。
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