2024年 10月号 | 婦人之友社 さあ、生活を発見しよう

婦人之友2024年 10月号

表紙:「ささやかで陽気なピクニック」サイトウマサミツ
発売日:2024年9月12日
価格:890円(税込)

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特集

朝昼夜に大変身!秋の単品おかず

手軽なアレンジで主菜や副菜に変身する便利な「単品おかず」。旬の食材を使い、きじまりゅうたさん、小林まさみさんが体にやさしく栄養満点の18品を紹介します。

 

鮭・なす・きのこの1品と心躍るアレンジ
きじまりゅうた

そのまま食べてもおいしくて、サラダや煮物に加えれば、いつもの味がワンランクアップ。冷蔵庫にあるとうれしい単品おかずは、毎日の食卓の味方です。

 

くり返しつくりたくなる和風お助けレシピ
小林まさみ

おいしさの秘密は、食材を活かす旨味たっぷりのたれ。ほっとする和の味わいを、毎日の食卓へ。

 

対談

現場を歩いて 日本、イタリアの災害ボランティア

藍原寛子(ジャーナリスト)× 島村菜津(ノンフィクション作家)

災害時、国や自治体と連携しボランティアが大きな働きをするイタリアと、対照的な日本。2つの国の姿から、防災とボランティアを考えます。

 

あいはらひろこさん●福島県生まれ。福島民友新聞記者を経てJapan Perspective Newsを設立、内外に発信している。阪神淡路大震災、東日本大震災で支援・取材活動を重ね、能登半島地震では直後から被災地に通い、被災者の様子を伝えた。日本外国特派員協会の2024年報道の自由賞受賞。

しまむらなつさん●福岡県生まれ。大学卒業後、十数年にわたり滞在したイタリアの食文化に関する著書『スローフードな人生!』は、日本のスローフード運動の先駆けに。『スローフードな日本!』『シチリアの奇跡』など著書多数。能登半島地震後には被災地の料理人たちと支援活動を。

 

私たちとSDGs

バナナペーパーのふるさと、ザンビアへ

末吉里花(一般社団法人エシカル協会代表理事)

環境によく、生産者の暮らしを支えるモノをもっと知り、選べたら―。

 

目次

特集
朝昼夜に大変身!秋の単品おかず

014 鮭・なす・きのこの1品と心躍るアレンジ きじまりゅうた
028 くり返しつくりたくなる 和風お助けレシピ 小林まさみ
042 読者反響 大活躍 単品おかずレポート

 

072 羽仁もと子著作集 失われたるもの加えられたるもの
010 わたしの・すきな・もの ピンセット 福岡伸一
076 今日のいのり 苦しみの極みでの出会い 五十嵐正司
116 未来の余白から 少し出遅れましたが 最上敏樹

 

対談

086 現場を歩いて
日本、イタリアの災害ボランティア
藍原寛子(ジャーナリスト)× 島村菜津(ノンフィクション作家)

 

私たちとSDGs

052 バナナペーパーのふるさと、ザンビアへ 末吉里花

 

064 シルクのバラ染め 杉本万美子さんの庭と作品
108 羽仁もと子とその時代・番外編
日中戦争後の引揚援護活動③ 博多引揚と聖福寮 森まゆみ

 

暮らし

044 祖母の味、私の味 満月とどら焼き 河合真理
048 お菓子 ピスタチオクリームとイチジクのパイ 本間節子
100 からだと心 猛暑のあとの秋、どうすごす?―東洋医学の知恵 東美智子
060 120周年・読者投稿 『婦人之友』をきっかけに始めたこと⑭
134 十三浜わかめクラブ便り わかめ・こんぶ 秋の購入のご案内

 

 

読み物

007 アイデアのたね 書店YouTubeでファン作り 渡邉 郁(有隣堂)
106 フォトエッセイ 里山の秋 亀村俊二
080 こころの深呼吸 「つける」と「落とす」 海原純子
083 BOOK  「わたし」を主語に書く 小国綾子

 

 

074 自由学園だより
122 友の会ニュース 能登支援/札幌第三
126 生活歌集 選・小島ゆかり
129 生活句集 選・山西雅子
132 編集室から
140 f-tomoひろば
063 オンライン講座お知らせ
144 『じょっぱりの人』 公開対談・講演会のお知らせ
139 バックナンバー
146 編集室日記

 

編集室日記

 日本列島へ上陸が続く大型台風。周りの大気へも影響して、各地での豪雨災害も心配されます。皆さまのご無事をお祈りします。
「からだと心」は猛暑後の季節の過ごし方。東洋医学の知恵をどうぞお役立てください。
 対談では、被災時には寝食やトイレ、一人静かに祈ったり泣いたりする場所など、人の生活に欠かせないものが見えること。それらにシンプルに柔軟に向き合うイタリアの姿勢に驚きます。ミゼリコルディア会は総勢67万人中、災害ボランティアが5万人、その45%が20~30代と聞き、市民の自発性を感じました。私たちももっと軽やかに、さまざまなボランティア活動をと思います。
 イチジクのパイ、白あんとあんずの「満月どら焼き」が、季節を運びますように。

■婦人之友編集部へのメッセージは hiroba@fujinnotomo.co.jp へお送りください

 

今月号の料理・お菓子

【特集】朝昼夜に大変身!秋の単品おかず

  • 自家製鮭フレーク
    鮭おにぎり/焼き葱と鮭のチョレギサラダ/鮭のポテトサラダ

 

  • なすペースト・なす皮のマリネ
    オープンサンド/なすのパスタ/冷製ヨーグルトスープ

         

        • 旨味なめたけ
          溶くだけ味噌汁/お弁当に/里芋のなめたけ煮

        撮影:徳山喜行

        • ごぼうのおかか漬け
          器に盛り、おにぎりと/温うどん ごぼうの竜田揚げのせ/ごぼう漬けの肉巻き

         

        • ささみにんにく醤油蒸し
          ひと口大に切って/和風サンド/かぶとささみの柚子胡椒和え

         

        • 鯖の甘酢漬け
          汁けを切り、おにぎりと/鯖のおろし和え/鯖ずし

        撮影:青山紀子

         

        【祖母の味、私の味】満月どら焼き
        白あんとあんずを雲間の満月に見立てました。グルテンフリーの優しい甘さです。

         

        【季節のお菓子】ピスタチオクリームとイチジクのパイ
        イチジクの食感がパイ生地によく合います。ひと口頬張れば、ピスタチオが香る秋のパイです。

        撮影:原 務

         

         

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