便利な“電子マネー”家計簿記帳はどうしていますか?
近年は交通機関だけではなく、スーパーやコンビニエンスストアでも電子マネーを使う機会が増えてきました。
電子マネーの記帳はどうすれば良いですか?という質問がよくあります。
使い方によって次の3つの方法があります。
①、②は主に交通系カードに、③は日々の買いものにも利用する場合に向きます。
Aさんの場合 ① 使う目的の費目の支出とする。
- チャージをしたときに、(カードに入金をしたら)主につかう費目の支出とします。使う費目を限定するのが複雑にしないコツ。たとえば、マッサージのためにバスを利用するAさんは、電子マネーに入れた金額3,000円を保健・衛生費の支出としています。
また、主な目的の費目に半額ずつ支出とすることもできます。(教養費に半額、娯楽費に半額など。)
Aさんは、12月21日にバスに乗ってマッサージへ行きました。電子マネー(suica)に3,000円チャージ。電子マネーは主にマッサージへ行くときに使うので「保健・衛生費」に記入します。 |
Bさんの場合 ② 交通費欄をつくる。
- 交通費の使用目的が限定できないBさんは白欄を交通費の費目として、チャージした金額を記入します。旅行の交通費は全てを娯楽費にまとめています。
Bさんは、12月21日、電子マネー(suica)に3,000円チャージしました。家計簿の白欄を交通費の費目にして、チャージした金額を記入。 |
Cさんの場合 ③ 特別費で処理し、費目にふりわける
- チャージした金額を一旦、特別費の支出とし、使ったらその目的の費目に記帳して特別費から同額を差し引きます。
家計当座帳には( )をつけて記帳すると現金あわせをする時にわかりやすいです。
Cさんは、12月18日、電子マネー(WAON)に2,000円チャージ。電子マネーで、くるみパン(278円)、バケット(127円)、赤ビーツ(321円)、厚あげ(97円)を買いました。 電子マネーのチャージは特別費に記入、電子マネーで買った合計を引きます。電子マネーの残高がわかります。 購入した4品をそれぞれの費目に記入します。 |