<基本のチャイレシピ>お店の味を手軽に、ご自宅で
[モノと暮らしのストーリー・吉池浩美さん 02]
長野県東御(とうみ)市でチャイと焼き菓子を楽しめるカフェ「mimiLotus(ミミロータス)」を営む、吉池さん。ネパールやインドを巡りながら、現地の人にチャイをふるまい、旅の風景からインスピレーションを受けたさまざまなアレンジチャイを生み出してきました。そんな吉池さんに、とっておきのチャイの淹れ方を教えていただきました。
(文・赤木真弓/写真・吉池浩美)
お店の味を手軽に、ご自宅で
吉池浩美さん(mimiLotus[ミミロータス]店主)
mimiLotusオリジナルブレンド<プレーンチャイ>
プレーンチャイの茶葉は、ネパール産の「イラム」とスリランカの「ディンブラ」をブレンド。これがミミロータスでのチャイのベースになっています。スパイスが入っていなくて飲みやすいので、スパイスが苦手な人にもおすすめ。自分でスパイスを加えたり、チョコレートシロップを入れるなど、アレンジを楽しむこともできます。
細かい茶葉イラムは、短時間で抽出でき、渋みやコクが出やすいのが特徴。ディンブラは、華やかで上品な香りと味を楽しめる茶葉で、これを加えることでイラムの雑味が緩和されます。チャイはもちろん、ストレートに茶葉のおいしさを味わいたいときにも、どんなスイーツにも合うオールマイティなチャイです。
【チャイレシピ(プレーンチャイ)】
〔材料〕2杯分
紅茶の茶葉(p.10)ー6~7g
水一120ml
牛乳ー 250ml
砂糖ーチャイ1杯につき小さじ1・1/2杯が目
〔作り方〕
今回ご紹介した商品は、F-TOMO SHOP でもお求めいただけます。
(2024.11.29)
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吉池浩美 よしいけひろみ
1974年、長野県生まれ。15歳のとき、トレッキングで訪れたネパールで現地のチャイを知り、紅茶屋になろうと決意。自由学園卒業後、神奈川県藤沢の「紅茶専門店ディンブラ」にて10年間、磯淵猛(いそぶちたけし)氏に師事。2005年、鎌倉に「紅茶専門店ミミロータス」を開き、13年間営業の後閉店。1年間ネパール各地チャイをふるまう旅をする。現在は長野県・東御市にてチャイと焼き菓子の専門店「mimiLotus」を営む。2024年12月10日に初の著書『旅のち、チャイ ーチャイと焼き菓子のレシピ&旅ノート』を、婦人之友社より発売予定。
【Instagram】@mimiLotus