『未来の余白から』出版記念講演会~音楽の贈り物つき〜レポート

『未来の余白から』出版記念講演会~音楽の贈り物つき〜

 

2018年12月12日、東京・池袋にある自由学園明日館講堂にて、最上敏樹さんによる『未来の余白から』の出版記念講演会が開催されました。そのお人柄のとおり、会場全体はあたたかな雰囲気に包まれ、『婦人之友』とのつながり、編集者との思い出深いやりとり、『未来の余白から』というタイトルにこめた思い、届いた読者からの声についてなど、お話しくださいました。

その後、ピアノと弦のミニコンサート。“アンサンブル爽”が、最上さんのお好きな3曲を演奏。ご本人の解説も混じえて、心豊かな時を楽しみました。その様子は、2月12日発売の『婦人之友』3月号でお伝えいたします。

 

撮影/金子 睦

 

参加者の感想より


お話しと音楽と、どちらも心に深く感じました。連載では写真も吟味されていて、文章だけでなく全体を味わって拝読していますが、まるで“誌面”のような会だと思いました。(50代・女性)
毎月楽しみに拝読しています。社会人三年目になり、仕事にも慣れ、楽しく毎日を送っておりますが、ふと迷いや淋しさを感じた時、先生の言葉が原点に立ち返らせてくれます。「余白で語ること」。これから仕事をする上でも、心に留めておきたい言葉でした。(20代・女性)
「余白」にとても大事なことが書かれているのだなと感じました。行動として実行できることは少ないかもしれませんが、心のありようは、先生の意図するような持ち方をしたいなと思います。(70代・男性)
最上さんのお書きになるエッセイと同様に、綿密な構成でぐいぐいと引き込まれました。しばしばはさまれるユーモラスな言葉にも笑いを誘われ、すばらしい内容だったと思います。お人柄や大事に考えられていることに直に触れられて、豊かな気持ちになったひとときでした。(60代・女性)
婦人之友の編集の丁寧さがわかり、読者として、さらに伝わるものが深くなりました。謙虚なお話しぶりに、先生を身近に感ずることができました。(70代・女性)
母と参加しました。母が読んでいた婦人之友を借りたのが最上先生を知るきっかけでした。この連載を読むのが私にとって毎月の愛しいひとときであり、心が落ち着く時間です。今日は、そんな先生の連載への思いを聞けたのはもちろん、母との時間を過ごせたことがうれしかったです。先生の連載が母と私をつないでくれている気がします。(20代・女性)

 

PhotoGallary

当日の様子をまとめました。ぜひごらんください。