今日からはじめる「こづかいちょう」

お母さんといっしょに買いものをしたとき。はじめておこづかいをもらったとき。“なにはいくら”と書くことが、お金の使い方を学ぶ一歩。「こづかいちょう」はいつからでもはじめられます。
「おこづかいは、いつから?いくら?渡したらいいでしょう?」
いつから?いくらから?
おこづかいをわたす年齢は、いつからでなければということはありません。学年×100円というめやすもありますが、その子に合った金額からはじめて、ようすを見ながら増やしていくとよいでしょう。お金を持つ機会がほとんどない場合には、学校で必要なものを買ったり、遠足のおやつ代をまかせるなど、お金を使う体験をさせることも、子どもにとって大切な学びになります。
おこづかいはまだ早い?
月ごとにまとまったおこづかいを渡すのはまだ早い、という場合は、買いものをするときに必要なお金を渡し、こづかいちょうにつけることからはじめましょう。“何をいくらで買ったか”を、その日のうちに書く習慣が大切です。
大きなお金をいただいたら?
祖父母や親せきから、ふだん手にしない金額が子どもに直接渡される場合があります。扱える金額を手もとに残し、残りは貯金するように、子どもと相談するのもよいでしょう。
「よさん」欄はどう書くの?
予算たては、内容別にお金の使い道を考える練習です。「今月はお祭りがある」「来月は家族の誕生日」など、お金が必要な時期を確認しながら、はじめのうちは月ごとにいっしょに考えてあげてください。月末には、予算の内容ごとに、使った金額を計算します。
大人はどのくらい関わったらよいですか?
こづかいちょうをどこまで活用するかは、子どもの成長に合わせておとながアドバイスを。入金、出金を書くことからはじめて、高学年になったら、自分でよさんを立てたりまとめの計算までできるようになるでしょう。小学生のうちは、おこづかいを渡す前にこづかいちょうに目を通し、約束した部分がきちんと書けていることを確認するのが、持続のコツです。
小学生にもわかる こづかいちょうのかきかた
①お金の出入りをかきましょう。
お金をいただいたり、つかったら、その日のうちに。お金とこづかいちょうが、いつもあっているようにしましょう。

②よさんをたてましょう
まい月のおこづかいがきまっているひとは、なににどれくらいつかうか、けいかくをたてましょう。これを「よさん」といいます。

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どんなつかいみちがあるでしょう
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③まとめをしましょう
ひと月がおわったら、じっさいにどれくらいつかったか、けいさんします。

小学生のこづかいちょう 2026年版
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