【2024年9月24日発売】せいかつカレンダー「武井武雄の世界」2025年
かつて婦人之友社から発行されていた生活絵雑誌『子供之友』(1914~1943)には、創刊から終刊まで数多くの画家が、芸術性の高い夢とユーモアあふれる挿絵を描き、当時の子どもたちに大きな影響を与えました。時を経ても色褪せない斬新な作品の中から、武井武雄の童画をお楽しみ下さい。
武井武雄(1894-1983)
長野県諏訪郡平野村(現岡谷市)生まれ。東京美術学校(現東京藝術大学)卒業。『子供之友』には1921年から描きはじめた。後年「童画」という言葉をつくり出す。
- 1月『兎の町』
本町三丁目の「耳長通り」。朝から兎の八百屋さんが「人参人参」と売りにきます。 - 2月『春が来るとき』
春が来るとき聞く音は、可愛い可愛いコッツ、コツ、ジッコ、ジコ。 - 3月『たんぽぽ』
たんぽぽの花が咲いて、こびとさんたちが見学会。 - 4月『金魚の学校』
1、2、3、4、金魚の学校、食べて覚える金魚の子ども。 - 5月『ピーターパンの銅像』
ロンドン、ケンジントンガーデンにある銅像。兎やリスやフクロウがお供しています。 - 6月『あさ風すず風』
まだ日も出ない早い朝。お目目こすって起きたなら、みんな仲よく遊びましょう。 - 7月『蟻』
東西南北、あっちもこっちも、蟻、蟻、蟻。蟻の出さかる「蟻びより」。 - 8月『評判①』
月のへりを蟻が歩いているという評判が立ちました。月が減るのは蟻が歩いているから? - 9月『評判②』
月が減って、また太ってきました。月が減るのは蟻が食べるからではないのです。 - 10月『りんごの皮むき』
お人形さんの帯のように、腕時計の紐のように、ちゃんときれいにむきましょう。 - 11月『大時計』
カッチン、コッチン、ボーンボン、大時計がなっています。 - 12月『あとから あとから』
おじいさん、おばあさん、お父さんにお母さん、子供たちのあとにはポチもつづきます。
12カ月書きこみ式
2026年カレンダーつき。
サイズ:タテ21×ヨコ29.7cm(A4)
壁にかけると倍の大きさになります。
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