庭しごと花しごとⅡ 花木・果樹・庭木

著者:平城好明著
価格:1,430円(税込)
サイズ:A5判
頁数:120頁
ISBN:978-4-8292-0156-5

在庫僅少

花木に花を咲かせ、果樹に実をならせたい、生垣の手入れも自分でしたい、という方に。剪定、肥料やり、病害虫防除など、日常の管理の仕方を豊富な実例と共に説明します。

著者紹介

(1930年-2011年)東京生まれ。1953年、東京教育大学農学部卒業後、長崎県立大村園芸高等学校教諭を経て、千葉県農業試験場花植木研究室長、千葉県花植木センター所長、日本女子大学講師を歴任。

ひらき園芸研究所代表、NHK趣味の園芸講師のほか園芸の普及、相談などで幅広く活躍した。

目次

はじめに

樹々の四季と庭の姿

いつどんな花が咲くでしょう 実がなるでしょう

年と共に変わる庭

まず木をよく見ることから
木は上へ上へと伸びようとする
徒長枝は早目に見つけて
芽をよく見る

うっそうとした庭をどうする?
テリトリーを決める
大手術をする必要も
うっそうとさせないために

壁面を彩るつる性植物

四季折々に花の咲く庭

高原の野のような庭

 

花木

花木

花木の選び方
木の性質を知る
花木を買うときには

あなたの庭に合う花木は?

植え方と日常の管理
植え方と植えかえ
常緑花木の植えどき
落葉花木の植えどき
木の大きさに合わせた穴を
植えかえ時は枝を切りつめて
日常管理
水やり
肥料
病害虫防除

上手に花を咲かせるには
生育サイクルを知る

剪定
剪定の目的は
 樹形を整える
 着花数を多くする
剪定の時期は
 花芽分化期を知っておこう
 剪定は花後1カ月目頃が安全
 春咲き花木の冬剪定は花芽を切ることを承知の上で行う 
剪定方法
 苗木の剪定
 常緑樹は軽い剪定
 落葉樹はこまめに剪定
切り方の実際
 太い枝は浅く細い枝は深く
 切る位置で高さが決まる
 枝と枝の間では切らない
 芽の上で切る
 切り口には保護剤を

 

花木30種の手入れ
アジサイ/アセビ/ウメ/カルミア/キョウチクトウ/キンモクセイ/ザクロ/サザンカ/サルスベリ/シャクナゲ/シロヤマブキ/ジンチョウゲ/タイサンボク/ツキヌキニンドウ/ツツジ・サツキ/ツバキ/ナツツバキ/ノウゼンカズラ/ハギ/ハナカイドウ/ハナミズキ/バラ/フジ/フヨウ・ムクゲ/ボタン/ミツマタ/モクレンの仲間/ユキヤナギ・コデマリ/ライラック/レンギョウ

 

実もの花木10種の手入れ
アオキ/ウメモドキ/クチナシ/コトネアスター/センリョウ/ツルウメモドキ/ナンテン/ピラカンサ/マンリョウ/ムラサキシキブ

花木の開花期・花芽分化期・剪定時期

 

果樹

果樹
果樹を楽しむ
庭植えの場合
鉢植えで育てる

家庭に向く果樹

仕立て方の工夫

知っておきたい果樹の知識
生理的落果
接木苗を植える
実生苗は年数がかかる
剪定で隔年結果を回避
摘花と摘果
葉20枚で1個の果実
袋かけと摘葉
受粉樹
人工受粉

苗木の購入と植え方
入手方法
入手時期は
品種名がはっきりわかる苗を選ぶ
植え時期
植え場所
植え方

肥料の与え方
幼木時と施肥
成木の施肥
収穫後にはお礼肥を
年に1回石灰で土質改良を
病害虫防除
 冬に石灰硫黄合剤を
 カイガラムシはマシン油乳剤で

剪定と実のつき方
毎年収穫するために枝数を減らす
樹冠の中に光を入れる
果実は若い枝につく
落葉果樹の冬剪定
落葉果樹の夏剪定
常緑果樹の剪定

実はどの枝につくのでしょう

 

果樹11種の手入れ
イチジク/キウイ/ウメ/アンズ/スモモ/柑橘類/ヒメリンゴ/ブドウ/ベリー類/カキ/ザクロ

 

庭木・生垣

庭木

よくやる失敗と迷惑
植えつけは5~10年後を考えて
大きくなって困った木
隅に植えて隣家へ迷惑

剪定 枝の種類と切り方
まず枝の種類を知ること
徒長枝
車枝
重ね枝
枝抜き
下向きの枝は切る
枝の切り方
枝のつけ根で切る
枝の途中で切る
刈込み

主な管理
肥料やり
 成木は3~5年おきに
 根切りと酸素補給で木に活力を
 病害虫防除

コニファーをとり入れた庭

生垣

生垣に向く樹種
日陰、半日陰で育つ樹種

生垣を楽しむ
樹種で生垣に変化を
トピアリーで個性のある生垣を

美しさを保つ管理法
刈込み
回数と時期
刈込み法
刈込み用具
その他の手入れ
肥料やり
土の改良
病害虫防除
欠損部分の補修

 

剪定に必要な道具

 

あとがき

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