【2025年7月26日発売】おいしい循環 生ごみを捨てない暮らし

著者:たいら由以子
価格:1,760円(税込)
サイズ:A5判
頁数:128ページ
ISBN:978-4-8292-1076-5

2025年7月26日発売


生ごみを捨てない暮らし、始めませんか?
生ごみや落ち葉などを入れると、微生物の力で分解し、栄養たっぷりの堆肥に変えてくれるコンポスト。著者のたいら由以子さんは「おいしい野菜は健康な土から」という実感から、コンポスト堆肥で野菜を育てて食べる――安心で楽しい食の輪を、家庭そして地域で広げる活動を30年近く行ってきました。2019年に開発したバッグ型のLFCコンポストはにおいや虫の心配がなく、手軽に始められると人気を集めています。
コンポストの種類と方法、堆肥や微生物のはたらきからガーデニング、野菜ランチまで。すでにコンポストに取り組んでいる人も、これからやってみたいと考えている人も、おしゃれに楽しく学びながら、自宅で小さな循環生活を続けられる1冊です。

 

著者プロフィール

たいらゆいこ
福岡市生まれ。ローカルフードサイクリング(LFC)代表。1997年から段ボールをはじめとしたコンポストの普及・研究に取り組み、2004年にNPO法人循環生活研究所を設立。現在は理事。2019年バッグ型コンポスト開発を機にLFCを設立。日本環境保全ボランティアネットワーク理事、生ごみ焼却ゼロプラットフォーム共同代表。
●ローカルフードサイクリング株式会社 WEBサイト⇒
●循環生活研究所 WEBサイト⇒

 

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※シードペーパー®は、紙ごみとなった古紙を再生し、さまざまなお花の種やハーブの種を漉きこんだ、古紙100%のリサイクルペーパーです。ひと晩水につけて土に埋めると数日で発芽し、紙の部分は徐々に分解され、数カ月で土に還ります。★シードペーパーはSOUP Inc.の登録商標です。★家庭園芸としてお楽しみください。

 


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読者の声⇒

目次

プロローグ はじめよう! 楽しい循環生活

 

1章  料理をして食べる

  • 採れたての野菜で作るランチ
  • ランチの設計図
  • 春 桃の節句メニュー
    カラフル大根の押し寿司の作り方
  • 夏 初夏のメニュー
    ボルシチの作り方
  • 秋 秋の味覚プレート
    バターナッツかぼちゃのソテーの作り方
  • 冬 きのこたっぷりメニュー
    生葉のびわ茶の作り方
  • sweets
  • smoothie & tea
  • おいしいランチが生まれるLFCキッチン

 

2章 半径2kmの栄養循環

  • 私たちの生活圏
  • ごみのゆくえ
  • カギはコミュニティコンポスト
  • コミュニティガーデンの可能性
  • 都心部での新しい循環
  • 自治体と企業とのさまざまな取り組み

 

3章  生ごみをコンポストへ

  • コンポストって何?
  • 生ごみはごみじゃない!
  • 設置型
  • ダンボール
  • バッグ型
  • 木枠/埋め込み式
  • 回転式/バイオ式電動処理機/密閉容器/ミミズ
  • コンポストQ&A
  • コンポストキャップの作り方

 

4章 堆肥を作る

  • 土は生命の源
  • 堆肥の正体
  • はたらきものの微生物
  • コンポストで出合う虫たち

 

5章 野菜を育てる

  • まずは熟成
  • 野菜を育てる準備
  • お庭で簡単 レイズドベッド
  • 堆肥の活用法
  • 野菜を育てよう
    Step1 種から育てやすいもの
    Step2 夏野菜は苗から/ハーブいろいろ
    Step3 根菜やツルもの
  • カルチャーデザイン部だより
  • LFCガーデン図鑑
  • オフィスの楽しい循環生活
  • ハーブの活用
  • 楽しい循環生活の第一歩

 

6章 これまでの道のり

  • 原点は父の余命宣告
  • 答はコンポストに
  • 主婦が活動家に
  • 生活すべてが実験の日々
  • 普及には組織づくり
  • バッグ型の開発と会社の設立
  • パリやモンゴルへ
  • 母娘3代の奮闘
  • 波多野家のこと

 

7章 再び野菜を食べる

  • 季節を長く楽しむ保存食
  • 干し野菜
  • 干し芋/芋づるの佃煮
  • 間引き野菜のピクルス/かぼちゃの種/野菜麹
  • 野菜出汁/ハーブソルト/グリーンスムージ
  • 柑橘のシロップ漬け/陳皮/お屠蘇
  • 柚子薬膳茶
  • のぶばあの商品開発

 

エピローグ

 

 

 

 



 


 

読者の声

  • 今まで気が付かなかった、環境を守るためのさまざまな工夫を、楽しみながらできる方法をたくさん知ることができ、本書を読んで、これからはまわりの人にも伝えられるようにしたい、という気持ちになった。(福岡県 TMさん 70代)

 

  • 共感する言葉にマークをつけながら読んでいます。二十四節気も面白いですが、温暖化でどうなるのか心配です。繰り返し読みたいですね!(TSさん 70代)

 

  • 堆肥ができる過程をよく理解して、毎日の生活にすることを落とし込めるように、この本からヒントをいただけると思いました。イラストやきれいな写真も相まって具体的に取り組んでみようとモチベーションが上がりました。生ごみを投入するのみでなく、野菜作りまで進めてみたいと思います。(HHさん 60代)

 

  • カラーでイラストも多く楽しい本ですね。「生ごみはごみじゃない!」のフレーズ好きです。(MWさん 70代)

 

  • 写真、イラストの美しさ、そして内容の深みがあり、すごく楽しめました。堆肥からの野菜、料理の変化の過程もよくわかります。土、泥くさい仕事ですが、なんてファッショナブルで美しい!おしゃれなんだーと気分が上がります。(Tさん 60代)

 

  • 社会的にとても意義のある活動をまとめられた素晴らしい書籍だと思いました。子どもにもわかりやすい絵本版も作られるといいですね。(JNさん 60代)

 

  • バッグコンポストを始めて2年半。ベランダのグリーンカーテンにアサガオとフウセンカズラ。今年は出来た堆肥を使って、きゅうり、ミニトマト、青じそを植える。ミニトマトは鈴なり、青じそは毎日収穫、堆肥のおかげでどれも元気よく育っています。週に一度、有機野菜の配給で無農薬野菜くずを入れての堆肥です。何度も失敗していましたが、バッグコンポストでやっと上手に出来るようになりました。(熊本県 MKさん 80代)

 


f-tomoコンポスト部 発足!

『婦人之友』では以前からさまざまな形のコンポストを紹介してきました。自宅でコンポスト生活をしている編集部員は多くいますが、オフィスでも循環の仕組みをつくりたいと、コンポスト部を発足!週1回の社食で出る生ごみをコンポストに入れ、その活動を発信しています。
@ftomo__compost

 

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