婦人之友社の歩み

婦人之友社は、創業者羽仁もと子・吉一の志と二人が生き方に据えたキリスト教信仰を、活動と経営の理念に置いています。100年を超える歴史を土台とし、出版を中心に事業を発展させています。
1903年の創業と共に創刊の「婦人之友」(家庭之友を改題)を、中高年の生活と健康を支える「明日の友」、若い家庭向けに「かぞくのじかん」の3雑誌を発行。
1904年に創刊の「羽仁もと子案・家計簿」と「主婦日記」も愛用者は増えています。この2冊は、もと子の家庭経済に対する予算生活、家政に対する予定生活の考え方から創刊。実用書、一般書も出版。いずれも「人・一生の教育」をテーマに長く役立つ内容を、基本から取り上げています。「出版物一覧」をごらんください。

主な出版と記念行事

1903年 「婦人之友」の前身「家庭之友」創刊、現在に至る
1904年 羽仁もと子案「家計簿」創刊、現在に至る
1907年 「主婦日記」創刊、現在に至る
1914年 「子供之友」創刊、幼稚園から小学校時代を対象に 1943年までの30年
1921年 「自由学園」の創立 教育問題に対する「婦人之友」の主張と実現の場となる
1927年 「羽仁もと子著作集」刊行、巻を追い全21巻
1930年 全国に「婦人之友」の愛読者の輪が広がり、「全国友の会」を成立
1931年 「家庭生活合理化展覧会」はじまる 東京をかわきりに全国主要都市で開催
1935年 「東北農村生活合理化運動」はじまる 東北6県にセットルメント開設
1938年 「婦人之友社」創業35年記念「幼児生活展覧会」全国で開催
「自由学園 北京生活学校」開校 1945年までの8年
1939年 「幼児生活団」創立
1950年 「全国友の会」創立20周年記念
「われらの 衣・食・住 展覧会」を全国107ヵ所で開催
1954年 「こどもの食べもの着もの展覧会」全国100ヵ所で開催
1956年 羽仁吉一著「雑司ヶ谷短信 上・下」刊行
1960年 「全国友の会」創立30周年
「11,000人の主婦の創った家庭生活展」全国133ヵ所で開催
1963年 「婦人之友社」創業60周年記念、新社屋完成
1973年 羽仁もと子 生誕100年記念「生活即教育展」全国156ヵ所で開催
「婦人之友」創刊70周年記念「公開座談会」全国5ヵ所で開く。
「明日(あす)の友」季刊誌(1992年に隔月誌となる)創刊 中高年の生活と健康誌
1980年 「友の会」創立50周年の祝いに映画「友より友へ」を制作
1983年 「婦人之友」創刊80周年記念「読者の創作工芸展」各地6ヵ所をまわる
婦人之友社、工芸研究所合同制作
1986年 「子供之友原画展」を開く 各地6ヵ所をまわる
1993年 「婦人之友」創刊90周年記念
1994年 表紙原画展「春夏秋冬」全国12か所で開催
2003年 「婦人之友」創刊100周年記念「読者と共に歩んだ一世紀展」東京目白、その後全国開催
羽仁もと子・吉一の半生を描いた構成劇「見よ、野に咲く花を」を創る。DVDに収める。
2007年 「かぞくのじかん」季刊誌 創刊 子育て世代におくる
2010年 「友の会」創立80周年記念パネル「友の夢あつめて」を共同制作
2013年 「婦人之友」創刊110周年記念「色彩のパレード」
婦人之友表紙原画と子供之友の原画展を開催

羽仁もと子・吉一の遺業は、二人が逝って半世紀余、多くの読者の友情に支えられてきました。現在は読者と記者の一層の連繋を強めつつ、さらに家庭教育、社会教育に道を拓こうとしています。