コロナと向き合う 私たちは どう生きるか

価格:990円(税込)
サイズ:A5判
頁数:112頁
ISBN:978-4-8292-0940-0

2020年10月1日発売

 ●F-TOMO BOOKLET● 


世界中を襲い、今なお収束の見えない新型コロナウイルス感染症。さまざまな情報が飛びかい、状況が刻々と変化する日々、私たちは目に見えないものに戸惑い、判断に迷い、心も揺らぎがちです。

 

そんな中、『婦人之友』5月号以降、執筆者の皆さまは、「コロナと向き合う姿勢」を語り、「コロナ禍で、何を大切に生きていったらいいのか」を問うメッセージを、次々に発信してくださいました。

実感あふれるその言葉の数々に、読者からは「まさに今、必要としていました」「読んで気持ちが落ち着いた」などの声が多く寄せられました。

 

コロナ禍が続く中、そして今後、状況がどう変わろうとも、これらの強く、しなやかで、核心をつくメッセージを、いつでもそばに置いて読み返せるものにと、このたび1冊にまとめることにいたしました。

 

『婦人之友』掲載執筆陣は、山中伸弥さん(京都大学iPS細胞研究所所長)、海原純子さん(心療内科医)、ロバート キャンベルさん(日本文学研究者)、若松英輔さん(批評家)、湯浅誠さん(社会活動家)、木村泰子さん(大阪市立大空小学校初代校長)、辻信一さん(文化人類学者)、藍原寛子さん(ジャーナリスト)、中村秀明さん(元毎日新聞記者・在イタリア)、最上敏樹さん(国際法学者)。

 

さらに、新たに書き下ろしてくださったのは、福岡伸一さん(生物学者)、あさのあつこさん(作家)、中満泉さん(国連事務次長)、末吉里花さん(一般社団法人エシカル協会代表理事)、枝廣淳子さん(環境ジャーナリスト)、中村秀明さん。

 

心にやわらかく響き、よりどころとなる16のメッセージを、ぜひ皆さまのお手元に。

 

福岡伸一

あさのあつこ

山中伸弥

海原純子

ロバート キャンベル

若松英輔

中満 泉

湯浅 誠

木村泰子

辻 信一

末吉里花

藍原寛子

中村秀明

枝廣淳子

最上敏樹

 

メディア掲載⇒

目次

  • はじめに
  • プロローグ

 

Part 1 共に

  • 中村秀明
    外出制限1カ月半のイタリアで見えるもの
  • 山中伸弥
    賢い行動を、粘り強く── 新型コロナとの向き合い方
  • 海原純子
    アサーティブに不安を乗りきる
  • 辻 信一
    “緑の力”という希望
  • ロバート キャンベル/若松英輔
    “弱さ”に向き合うちからを
  • 木村泰子
    危機を乗り越え“あなた自身の新たな学び”を
  • 湯浅 誠
    コロナより怖い“思考停止”にならないために
  • 藍原寛子
    感染して知ったコロナの怖さ 加藤友朗さんに聞く
  • 最上敏樹
    この、感謝のとき

 

Part 2 未来へ

  • 福岡伸一
    ポストコロナの生命哲学
  • あさのあつこ
    わたしたちの罪
  • 中満 泉
    協力が変える世界の未来
  • 枝廣淳子
    危機だからこそ、変えられる!コロナの先の社会へ──
  • 末吉里花
    「エシカル」はこれからの時代の道しるべ
  • 中村秀明
    「人の命か経済か」は、あり得ない
  • 最上敏樹
    このあとの世界

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