【2024年4月23日発売】じょっぱりの人 羽仁もと子とその時代

著者:森まゆみ
価格:3,300円(税込)送料小社負担
サイズ:A5判正寸
頁数:432ページ
ISBN:978-4-8292-1039-0

2024年4月23日発売


2021~2024年まで雑誌『婦人之友』に好評連載の「羽仁もと子とその時代」が、ついに1冊に。近代女性史に大きな足跡を残したもと子の姿が、明治・大正・昭和の時代の中で、鮮やかに浮かび上がります。
「じょっぱり」はもと子の故郷・青森では、信じたことをやり通す強さをいう言葉。よいことは必ずできると信じて、多くの人を巻き込みながら突き進んだ、もと子そのものです。

 

著者紹介

森まゆみ 1954年、東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。1984年に友人らと地域雑誌「谷中・根津・千駄木」を創刊、2009年の終刊まで編集人。歴史的建造物の保存活動などにも取り組み、日本建築学会文化賞、サントリー地域文化賞を受賞。著書『鷗外の坂』、近刊『聞き書き・関東大震災』ほか多数。2021年より「婦人之友」に「羽仁もと子とその時代」を連載。番外編が2024年春に完結。

 

 今まで私ほどよく働く女はいないのではないかと思っていた。しかし本書に取りかかって、羽仁もと子には負けた。小柄ながら健康だったのだろうし、精神力も強かった。ただもと子の寸分も休まない勤勉さにはやや辟易するところもある。よく働く、体の健康なことは似ている。(略)アイディアを次々思いつき、やってみたくてうずうずするのも似ている。(略)
 かなわないのは、アイディアを形にして猪突猛進、大きな運動にしてしまうこと。それには人を動かす力が要る。

<あとがきより>

 


メディア掲載 ⇒

 

読者の声⇒

 

森まゆみさん記念講演 メディア掲載 ⇒

 

2024年4月26日 “じょっぱり”もと子は止まらない 森まゆみさんトークイベント<往来堂書店>⇒終了しました

 

2024年4月23日 出版記念講演会を開催します⇒終了しました

 

2024年3月10日・28日 デーリー東北 掲載「婦人之友」創刊120周年記念 羽仁曜子編集長寄稿⇒

目次

第1部 青森の少女、新聞記者になる

 

  • まえがき

 

  1. 八戸に生まれて
  2. 上京を追って
  3. 自由民権とキリスト教
  4. 明治女学校へ
  5. 最初の恋愛、結婚、離婚
  6. 女性記者となる
  7. 岡山孤児院と西有穆山、そして再婚
  8. 『家庭之友』創刊
  9. 中産階級の視点
  10. 日露戦争と家計簿
  11. 次女凉子の死
  12. 『婦人之友』への統合
  13. 『婦人之友』の船出
  14. 明治が終わる
  15. 大正デモクラシーと第一次世界大戦
  16. 『子供之友』と『新少女』

第2部 火の玉のように、教育者、事業家へ

 

  1. 自由学園創立
  2. 洋服の時代
  3. 関東大震災
  4. 震災後の救援
  5. 読者組合の組織化、著作集発行
  6. 消費組合の結成
  7. 「友の会」の誕生
  8. ただ一度の外遊
  9. 羽仁五郎の受難
  10. 木を植える男−羽仁吉一と男子部設立
  11. 東北の大凶作とセツルメント
  12. 戦争への道
  13. 北京生活学校
  14. 幼児生活団と生活合理化と
  15. 那須農場開拓と戦争の犠牲
  16. 敗戦から立ち上がる
  17. 引揚援護活動
  18. 二人手を携えて

 

  • あとがき

 

読者の声

  • 出版社関係者の評伝いろいろ出ているけれど、この本は面白かった。羽仁もと子さんの情報に疎かったこともあるが、森さんの拘らない気概がよかった。生きた時代も丁寧に描かれ、友人のポルトレもしっかり調べて書かれている。手を抜かない仕事ぶりに感服しました。(徳島県 HKさん 70代)

 

  • 婦人之友120周年のイベントで森まゆみさんが登壇されていたのがすごく面白くて本になるといいのになあと思っていました。森さんが語られる羽仁もと子さんがとても生々しくて、そんな本をイメージしていたら非常に丁寧かつ綿密な取材の上の記録という内容でした。時に冷静な目で疑問をなげかけるなど、フラットな書き方にとても共感しました。森さんの口から、温度のある羽仁もと子さんの話がもっと聞きたいと、さらに興味がわきました。セツルメント、通販など、時代の先がけのことも、もっと知りたいです。(東京都 TNさん 60代)

 

  • 決して目にふれることのない貴重なことを知りました。すごい労作ですね。それを支えた婦人之友もすごい。(三重県 TCさん 70代)

 

  • 人それぞれの人生があり、深みがある。その人物の生きた時代背景があり、どう人と出会い、感じ、生きてきたか、いろいろと考えさせられる羽仁もと子の人生でした。素敵な本をありがとうございました。(東京都 EMさん 60代)

 

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