【2023年10月31日発売】再出発整理――心地よい居場所とお金のつくり方――

著者:山﨑美津江
価格:1,760円(税込)
サイズ:A5判
頁数:128ページ オールカラー
ISBN:978-4-8292-1036-9

2023年10月31日発売


ライフステージが変わるたびに、これからの暮らしを考えて、住まいも生活時間もお金の使い方も見直してきた山﨑さん。家族の成長に合わせて物の置き場所を最適にし、自分らしくいられる心地よい空間をつくり、限りあるお金と向き合ってきた工夫満載の1冊。「家は、希望が叶う場所であり、いつからでも新しくなれる場所」と話す山﨑さんと、再出発整理をしませんか。

 

編集部からのメッセージ
いつも笑顔でユーモラスな山﨑さん。その元気の源は大好きな家にあります。「ライフステージによって、家の役割って変わるもの。だから、変化に合わせて、いつでも再出発できるように整えていかないと、本当の居場所にはならない」と、力強くて軽やかです。〈「再出発」整理〉を意識すると、気になっているあの場所、このコトに、さっそく取りかかってみたくなるはずです!

 

 

著者紹介

山﨑美津江(やまさきみつえ)
相模友の会会員、家事アドバイザー。『婦人之友』での家事、整理収納、そうじのアドバイスが好評。スーパー主婦としてテレビなどに出演。自宅を公開して家事のアドバイスも。家計簿歴は約45年。

 


出版記念講演会 2023年10月26日(木)開催 ⇒終了しました

 

オンライン講習会(全4回)
1回目 2023年10月31日(火)20:00~21:30
2回目 2023年11月28日(火)20:00~21:30
3回目 2023年12月19日(火)20:00~21:30
4回目 2024年1月30日(火)20:00~21:30


読者アンケートより⇒

目次

はじめに

 

居場所をつくる4か条

お金をつくる4か条

「帰りたくなる家」、その後。

これからは居場所づくりとお金の立て直し。

今、手にできる場所と広さで。今、受け取っているお金で。

 

 

1.何歳からでも始められる居心地よい家づくり

居場所がある家とは、ワクワク感のある家。活動のスイッチがすぐに入って、「さあ、何から始めよう」とワクワクできるのが「居場所」の魔法です。不便が解消されて自由度が増すと、能力も個性も成長していく。そんな家は、居心地のいい空間が広がっています。

 

「居場所」って? 理想はコックピット

 

居場所をつくる4か条

  • 第1条 「置き場所」が決まると「居場所」が生まれる
    手を伸ばせば届くコックピットをお手本に/置き場所が決まると? 仕事も趣味も楽しくなる
  • 第2条 「モノの持ち方、しまい方」に筋道をつける
    しまう=いつでも使えるようにスタンバイ/ルートが決まればルーティンがラク/大きさ・重さ・コストに無理はないか?
  • モノと心のピントが合うとき
  • 第3条 汚れの原因とそうじの意味を知る
    そうじのスタートは洗面所/使った後にサッと。洗面所のついでそうじ/机の下もトイレの床もスイスイ、床モップ
  • 第4条 「いつでもどうぞ」と言える家を目指す
    来客時にパッとしまえる、目隠し棚

 

お互いの生活を語り合う、オープンハウス

居心地がよいと居場所ができる

モノは多すぎても少なすぎても

思い出はエネルギー

子ども部屋、そのままになっていませんか?

 

それぞれが見つけた「私の居場所」を拝見!

  • Lesson1 70代で、小さな住まいに住み替える
  • Lesson2 家事動線に合わせた収納で、家族の誰もがわかりやすく

2.生活は「脳活」 元気で過ごすために70代の私が大切にしていること

生活に合わせて頭と手を働かせるのが「脳活」です。使いにくいと感じたら置き場所を変える、小さな不便はそのままにしない、時間に追いかけられないために先手を打つなど。記録し、意識し、考えて、暮らしに本気を持つことで、日々元気に暮らせます。

 

生活が脳をきたえる

 

言葉は脳のエンジン1
[記録する] /朝の体重測定

言葉は脳のエンジン2
[読む・書く・解く]

リズムよく暮らす1
「基本時刻」を柱に生活を組み立てる/「今日」がはみ出していませんか?

リズムよく暮らす2
ある1週間の予定表

家事のシステム化1
置き場所で家事ラク/台所のカウンター下に食器→配膳/洗面台下に扇風機→衣類乾燥

家事のシステム化2
フライパンはワンアクション ラベルも中身も一目瞭然

 

70代の2人だから変えたこと

模様替えで小さな不都合を解消

食事の支度は30分
「食」は先手仕事主義/土曜日:野菜の下ごしらえ/冷蔵庫の「引き出し」が健康を支える/レシピはカードファイル2冊

40年続けている野菜ジュース

週2回のお弁当デリバリー

家事シェア
わが家の家事シェア事情/夫婦の家事分担

暮らしの楽しみ 買い物は刺激  お店の設えから学ぶ。静岡・クラフトコンサートへ

 

 

3.これからのお金のつくり方

節約第一主義ではなく、決まったお金の中で心豊かに暮らすには、わが家にとって相応なお金の使い方を積み重ねていくこと。お金のことは感情ではなく、数字で考えるとうまくいきます。そして家計簿は、お金と安心を生み出すのにぴったりのツールです。

 

お金の安心感は「相応感」から

「お金の価値観は人によって異なります」

お金をつくる4か条

  • 第1条 「欲望」を振り分ける
    「費目」はお金のラベリング/今は何を優先するとき?
  • 第2条 家計簿でお金の情報公開
    「予算立て」で欲を枠に収める/「記帳」で見えないお金をなくす/ 「収支年計表」から暮らしが見える
  • 第3条 健康に暮らす
    目、歯、足には手とお金をかける/きなこ・いりこはまとめ買い/健康器具こそ「置き場所」を決めて
  • 第4条 決めて暮らす
    「決める」から前に進める/決めている6つのこと

 

夫婦対談 家計簿はわが家の共有財産

年賀状でわかる山﨑家の46年間

46年間にかかったお金は?
46年間の生活費、いくらかかりましたか? ベスト3

 

おわりに

 

コラム1 日曜の午後が静かに流れゆく 子らは各自の居場所にもどる

コラム2 家事シェアとリスペクト

 

読者アンケートより

  • NHKで拝見させていただいてからずーっと山﨑さんの大ファンです。丁寧な暮らし方など尊敬しております。本を出版されていることを知らず、知った際に2冊同時購入させていただきました。お陰様で益々日頃の生活がとても楽しくなりました。ありがとうございます。真似をさせていただき、サイフォン式のコーヒーメーカーが今日届きます。毎日毎日を充実させてより楽しく過ごしたいと思います。本当にありがとうございます。(埼玉県 AEさん 50代)

 

  • 『婦人之友』の記事の中でもとくに山﨑さんの記事は心ひかれていました。古いものをとってある程です。完璧にまねできないけれど、記事を見返しては刺激としていました。このたび『帰りたくなる家』をまず購入し、とても感心して実行しています。職場の同僚にも見せて片づけの指標にしています。具体的かつ誠実で感動です。結婚したばかりの若い同僚にすすめています。リビングルームの美しさは感動です。(神奈川県 SRさん 60代)

 

  • 一気に読んでしまいました。山﨑さんの言葉選びはいつも的確です。なぜその家事をするのか、心にストンと落ちます。若いころの失敗談をお聞きするのも大好きです。山﨑さんにもそんな時があったのかと思い、ほっとしたり笑ったりしてとても身近に感じます。だんな様(とってもダンディ―な)との仲の良さも嬉しくなります。私たち夫婦もそんな風に家計簿をつけ、仲良く楽しく豊かに生きていきたい!とても元気になる本をありがとう。“おわりに”の文章でジーンとなりました。「アウトリーチ」を大切にしたいと思います。(岐阜県 AMさん 60代)

 

  • 私は家事が嫌で仕方がないのですが、山﨑さんの家事へのモチベーションが素晴らしく、使命感を持って取り組まれてさえいるように感じました。秘訣が知りたいです!!山﨑さんの講演会に出席しました。講演会の中で山﨑さんの睡眠時間の長さに感心いたしました。ぐっすり眠られていらっしゃるのがうらやましいです。(FNさん 千葉県 50代)

 

  • 講演会を聞き、さらに本書を読んで“力”が湧いてきました。山﨑さんの言っていること、書いてあること、合点がゆきました。考えてみれば特に困難なことではないと!!解っていても出来なかった、いえ、やらなかったことに気が付きました。急がず、ゆっくりでもかまわないですね。「明日から」「来月から」などと言わずに、今日からしましょう!ファイト!山﨑さん、私に“力”を与えてくださって、ありがとうございました。(SMさん 東京都)

 

  • 講演会に参加してさっそく台所のシンク下の片づけを始めました。「生活は脳活」印象に残りました。本にサインをいただきありがとうございました。(MFさん 千葉県 60代)

 

  • 山﨑さんの講演を聴いたり、前著『帰りたくなる家』を読んだりと、山﨑さんのファンです。良い本を出版してくださりありがとうございました。気負いなく、どんな年齢の者でも勇気づけられる内容です。山﨑さんのお人柄が好きです。「いつからでも新しくなれる」という言葉はマンネリ化しつつある私の暮らしを「これでいいの!?」「まだ変えていくことはある!!」と励ましてくれました。(NKさん 岡山県 60代)

 

  • 山﨑さんの著書は楽しく読ませていただいています。落ちこんでいる時も元気に頑張ろうと力をいただけます。(OIさん 千葉県 60代)

 

  • 地に足のついたようなどっしりとした暮らしぶりが好きです。年金生活が近づいている年代としては、不平不満のない家計のやりくりは大いに関心があります。「心の持ち方次第」という言葉に励まされます。また、孫食堂など娘世帯への協力の仕方もこの本で学べることがありました。次回作も待っています。(MYさん 愛知県 60代)

 

  • 夫が退職して12年。やっと昼食の準備、後片付け、洗たく物の取入れなど協力してもらえるようになりました。この本を読んで、ラベリングに励み、誰が見てもどこに何があるか等、とても参考になりました。(IYさん 鹿児島県 60代)

 

  • 今年1月に夫を亡くしたばかりなので、部屋を整理したいと思い講演会に参加させていただきました。次男と同居しているのですが、お話を聴いてとても参考になりました。置き場所を決めるとすごく生活が楽になりました。ありがとうございました。(MMさん 埼玉県 80代)

 

山﨑美津江さん愛用のティータオル

デンマークの伝統が生んだティータオル
ジョージ・ジェンセン・ダマスクは1756年に設立されたデンマークのファブリック製品を扱うブランド。
伝統ある織柄などを取り入れつつも、新鮮さあふれるデザインを提案しています。大判のティータオル(キッチンタオル)は食器の拭き上げはもちろん、洗った食器を乾かすために敷いたり、ちょっとした場所の目隠しにも。プレイスマットとしても活躍します。毎日の家事やお食事の時間がいつもより楽しくなるティータオルです。

 

 

 

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