深川飯の具

◎材料と分量(3~4人分)

 

あさりのむきみ 200g
長葱 4本
水 カップ1
酒 カップ1
醤油 大匙3
白味噌 大匙1

 

 

◎つくりかた

 

  1. あさりのむきみは目笊に入れ、流水でよくふり洗いする。ふり洗いとはボウルに水をはり、笊の中の中の貝が水の中で回転するように、流し水で5分くらい、丹念に洗うこと。これが上手に砂をはかせるコツ。

 

  1. 葱は五分切り(1㎝長さ)にする。

 

  1. 鍋に水、酒、醤油を入れ、煮たてたところにあさり、葱を入れて煮る。煮えたところに味噌を入れて溶かし、火を止める。

 

  • これをどんぶりにもった炊き立てのご飯にかけていただきます。

 

1990年春 69号掲載/『親方の春の料理』内田栄一/健康特集・脳卒中で倒れたときに

 

◎編集部から

内田栄一さんは、浅草・美家古寿司の大将。一つ一つの料理に「護岸工事で行き場を失った貝は浅瀬からどんどん沖に移っていく。すると塩分が強くなって貝自体が固くなってしまう」というようなエッセイがついていて、読みごたえも抜群。

ご飯をいれると材料が6つになってしまうのですが、それでも紹介したかった、おいしい汁かけご飯です。


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