大根と鮭缶の煮物

◎材料と分量(1単位)

 

大根 1本
鮭缶 大1個
醤油 50cc
日本酒 300cc
水 200ml
味醂 大さじ1杯

 

 

◎つくりかた

 

  1. まず、皮をむきます(この皮も、きんぴら風に炒めると美味しいですよ)。皮をむいた大根は、厚さ3、4cmに切り、直径が大きくなかったら半月切り、大きかったら銀杏切りにします。そして、煮くずれしないように、面取り(切り口の角を切ること)をします。皮をむくのも、面取りをするのも、皮むき器を使うと包丁を使うより、楽にできますので、試してみてください。もっとも、大へんなようでしたら、面取りを省いても、味には関係ありません。

 

  1. 切った大根を鍋に入れて、米のとぎ汁をひたひたに注いで茹でるのですが、とぎ汁がなかったら水でも心配はありません。柔らかくなったかどうかは、竹串を刺して見ます。串が通ったら一度ざるにあげ、使った鍋を洗って、大根を戻し、鮭缶を開けて汁ごと全部入れましょう。

 

  1. そして、醤油と酒、味醂、水で煮るのですが、この分量は酒好きの私用もの。お酒に弱い人は量を減らし、その分水を増やします。最初は中火、沸騰したらごく弱火でコトコト煮込むのですが、この時、ホイルを鍋の形にして、落としぶたの代わりにします。大根に味が染み込んだら出来上がり。煮汁をご飯にかけても美味しいですぞ。

 

2002年早春 136号/できない男の男の料理 内山晟/健康特集 風邪は万病のもと/

◎編集部から

簡単でおいしい。食卓にあるとホッとするおかずです。内山さんの連載は「毎日おいいしい男の料理」として中経文庫から出版されました。


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