栂尾煮(とがのおに)

◎材料(1単位)

さつま芋 200g
砂糖 50g
塩 ひとつまみ

 

 

 

◎つくりかた

 

さつま芋は皮を厚くむいて、1㎝くらいの輪切りにします。黒い部分があったらきれいにとって、水につけ、あくを出してから、たっぷりの水で煮ます。

やわらかくなったら湯をこぼし、自然に残るだけにし、砂糖と塩を加えてさっとまぜ、蓋をして、ゆっくりとした火で煮ます。
煮汁がなくなりそうになった時に、蓋をしっかりとおさえて、鍋をぽんぽんとゆすります。こうすると、お芋の形はくずれず、はしだけがくずれて、ふっくらとほどよく煮上ります。

汁がまだ残っているころ、砂糖を加え、箸でかきまぜるようにしてもよいのです。色のよい金時芋などが向いています。

 

1974年秋7号掲載/「さつま芋料理」沢崎梅子/健康特集・腰痛と五十肩

◎編集部から

とてもシンプルですが、お芋を上手に煮上げるコツを伝える約50年前のレシピ。砂糖の分量は少し多めに感じるかもしれません。好みで調節してください。


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