【2024年12月10日発売】旅のち、チャイ
2024年12月10日発売
チャイと焼き菓子のレシピ&旅ノート
長野の人気チャイ店「mimiLotus(ミミロータス)」店主・吉池浩美さんの初の著書!
紅茶とスパイス、牛乳を煮出し、たっぷりの砂糖を加えるインド式ミルクティー「チャイ」。今では世界中で親しまれています。
ネパールやインドに行き、現地の人にチャイをふるまう旅をして、そこからたくさんのアレンジチャイを生み出してきた吉池さん。ミミロータスとっておきのチャイや焼き菓子のレシピを、旅のエッセイと共にお届けします。
旅気分を味わったり、チャイやお菓子を作ったり、お気に入りのチャイを見つけてみたり――多彩な楽しみ方ができる一冊です。
著者紹介
吉池浩美 よしいけひろみ
中学時代に、両親の勧めで訪れたネパールでチャイと出会う。自由学園卒業後、神奈川県の「紅茶専門店ディンブラ」で故・磯淵猛氏に師事。鎌倉で「紅茶専門店ミミロータス」を13年営業、その後1年間ネパール各地で現地の人々にチャイを振る舞う旅をする。現在は長野県東御市でチャイと焼き菓子の店「mimiLotus」を営む。https://mimilotus.net/
2024年12月12日 出版記念 お話の会 ⇒終了しました
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目次
はじめに
この本の使い方
Chapter1
チャイのあれこれ
- チャイのルーツ
- 茶葉
- 牛乳
- 道具
- うつわ
- スパイス
Chapter2
チャイレシピと旅ノート
- プレーンチャイ
- アイスチャイ
ネパール編
- もてなしのスパイス タンセン
――マサラチャイ - 初々しさの香り ポカラ
――フェンネル・オレンジチャイ - コミュニケーションのお守り ポカラ
――ティムル・チョコレートチャイ - 旅の中のささやかな日常 ポカラ
――ヒマラヤン・ソルトチャイ - ちくさ茶房 カトマンズ
――サフランチャイ - 原点の場所 カトマンズ
――七味唐辛子チャイ - “ゆっくり”を知る ダンプス
――ネパールラム酒・シナモンチャイ - 強くて優しい、村のお茶 ヘランブ
――バターチャイ - おかんのミルクティー ムクティナート
――パウダーミルクチャイ - エクダムミトチャ ビラトナガル
――チョコレート・オレンジチャイ - 背中を押した隠し味 ジャナクプル
――コーヒーチャイ
インド編
- 今日はとってもHappyだ マドゥライ
――ジンジャー・オレンジチャイ - THIS is INDIA コチ
――ほうじ茶チャイ - 旅の小休止 アラップーザ
――ブラックペッパー・ココナッツチャイ - 景色のパズルを重ねる ムンナール
――カルダモン・チョコレートチャイ - バンガロールのラドゥ バンガロール
――キャラウェイ・きな粉チャイ - ピンク色のサリー オールドデリー
――ターメリック・ローズチャイ - 無知から生まれたお気に入り イギリス・ロンドン
――ローリエ・セージチャイ - 素敵な不透明さ フランス・パリ
――キャラウェイ・アニスチャイ
南・東南アジア編
- ナヤナさんの記憶 コロンボ
――クミン・オレンジ・チョコレートチャイ - 魔法の一杯 シレット
――ブラックペッパー・コリアンダーチャイ - カンポットペッパー カンポット
――ブラックペッパー・バナナチャイ - ハノイのぜんざい ハノイ
――あずき・ごま・生姜チャイ - バンコクの鼓動 バンコク
――シナモン・いちごチャイ - 終の住処はチェンマイで チェンマイ
――カルダモン・ミント・レモングラスチャイ - 灼熱の太陽の下で チェンマイ
――タイの冷たいミルクティー - スモーキーで甘い国 ヤンゴン
――ミャンマーのミルクティー
気分で楽しむチャイ
- リフレッシュしたい時に
――カルダモン・レモンチャイ - ほっとひと息つきたい時に
――ブラックペッパー・いちご・チョコレートチャイ - 甘酸っぱい気分に
――ティムル・いちごチャイ - いたわりなチャイ
――ルイボス・ハーブチャイ - リラックスしたい時に
――チョコレート・ミントチャイ - 身体を温めたい時に
――柚子・生姜チャイ - おやすみなチャイ
――ルイボス・マサラチャイ
Chapter3
焼き菓子レシピと旅ノート
- ビスケット(基本の作り方)
- マドゥライの喧騒
――マサラとココナッツの小麦ビスケット - ギータの秘密
――フェンネルシードとシナモンの全粒粉ビスケット - アンガンの衝撃
――アジョワンとレモンの米粉ビスケット - マサラ香るアイスクリーム
- サブレスコーン(スコーン基本の作り方)
- 生八ツ橋をヒントに
――シナモンと金時豆のスコーン - ケララおじさんの笑顔
――カルダモンとバナナのスコーン - ネパール風ミルクプリン
①マサラパウダー
②チョコレートシロップ
③いちごペースト
④素製糖シロップ
ネパールときどきインドの旅日記
Column旅のスケッチ
①ダルバート
②ボダナート
③旅のもちもの
mimiLotusハコ作り日誌
おわりに
クミン・オレンジ・チョコレートチャイ |
あずき・胡麻・生姜チャイ |
ネパールでチャイをふるまう |
ヒマラヤ山脈 |
マサラ香るアイスクリーム |
カルダモンとバナナのスコーン |
読者の声
- まず、横開きの体裁に拍手です。開きやすく、ページが開いたままでいてくれて、レシピを使うのにとてもよいです。視点が左から右へ移動するのも旅してる感じ!知らなかったネパール、インド、東南アジアをスニーカーで旅している気分になりました。まず、ジンジャーでミルクティーをいれてみるつもりです。ありがとうございました。(神奈川県 YKさん 60代)
- 70歳半ばまでは、海外旅行に出かけていましたが、3年前に左足首を骨折してからは出かけられなくなり、テレビの旅番組を観ていました。そんな時に、この本を紹介されて飛びつきました。さっそくチャイを作って飲みながらハガキを書きました。チャイにはまりそうです。(東京都 TYさん 80代)
- 婦人之友社の本、とってもいいですね。そういえば、何十年も前に「チャイ」を知ったのも、確か、婦人之友誌上だったと思い出しました。あの時はとってもシンプルなチャイだったと記憶していますが、今回のご本には、こんなに多様なチャイが載っていて!!また、旅ノートも面白く拝見しています。田舎暮らしですが、書店のことも考え、市内のお店で購入しています。昔に比べこの頃は、スミからスミまで読んで(楽しく)います。吉池浩美さんの母上は高校のクラスメート。交友を暖めつつチャイをお店でいただいています。(長野県 HKさん 70代)
- 12月はじめ、楽しみに待っていた『旅のち、チャイ』が届きました。表紙の手触りや本の重さを感じて、1冊の本を読む楽しさを味わい、旅のわくわく感、ドキドキ感も感じながらページをめくりました。たくさんの写真から、旅の情景を思い浮かべ、レシピにまつわるエピソードや旅日記を読み、一緒に旅しているような気に。著者の吉池浩美さんのイラストも入っていて、パラパラ見るだけでも楽しめます。本当に素敵な1冊、チャイを淹れてゆっくり読む日々が続きそうです。ハードルの高いネパールやインド旅。でも勇気を持って現地の屋台でチャイをぜひ飲みたいです。(東京都 FYさん 40代)