婦人之友2018年 1月号

表紙:網中いづる
発売日:2017年12月12日
価格:784円(税込)

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■2018年1月号 編集後記

 

2018年、「婦人之友」は自身や家庭、同じ時を生きる人たちの生活が、自然の営みの中で心地よくあるために、できることから始めてみる。そんな歩みを、皆さんと共にしたいと思います。

 

特集

疲れても 笑顔がもどる 生活と知恵

元気が出ない日、うまくいかない日、"いつでも笑顔"は難しいけれど、笑顔への復元力は持っていたい。
その力は、日々の小さな心がけから生まれるのかもしれません。
「暮らしのおもしろがり達人」3人の知恵をヒントに、新しい年をスタートしませんか?

 

「今が一番」の気持ちよさを 小川奈緒さん

小川奈緒さん(文筆家)■1972年生まれ。暮らしや家づくり、ファッション、旅などのエッセイやルポの執筆を行う。主な著書に『心地よさのありか』『家がおしえてくれること』『おしゃれと人生。』などがある。

 

気負わずに私らしさを楽しんで ももせいづみさん

ももせいづみさん(生活コラムニスト)■暮らし、ライフスタイルを中心に、執筆や講演などに活躍。『新版「願いごと手帖」のつくり方』など著書多数。

 

「前向きでほがらか」をつくる毎日のリズム 田中ナオミさん

田中ナオミさん(建築家)■田中ナオミアトリエ主宰。「住宅は買うものではなく創るもの」がモットー。一級建築士。住宅医ネットワーク公認の住宅医も務める。イギリス人の母から受けた“生きるエネルギー”が、笑顔のベースに。

 

対談

里山に学ぶ持続可能性

小林朋道(動物行動学者)/今森光彦(写真家・切り絵作家)

草木、昆虫、動物、そして人。多様ないのちが共存し、循環する里山には、持続可能な未来への鍵があります。

 

 

シリーズ バリアのない社会へ

就職はしたけれど……20代の労働環境

就職して、社会へ一歩をふみ出す若者たち。夢や希望を持って働き始めたのに、心身疲れ果て、追いつめられる人が少なくありません。今、働く現場で、何が起こっているのでしょうか。

・上場企業、初任給22万円、残業は月に45時間。一見、問題なさそうな会社で、待ち受けていた働き方は──就職した娘と見守っていた母の気持ち。
社会福祉士の藤田孝典氏にお話を伺いました。

 

新連載

50代からの身軽な暮らし 井田典子
いだのりこ・相模友の会員、住グループ。整理収納アドバイザー。これまで100軒以上の片づけを手伝うほか、物の持ち方・収め方、時間の使い方などの講演を行う。1960年生まれ。

 

絵本 あのね ごとうみづき

 

目次

■特集
疲れても
笑顔がもどる 生活と知恵

014 「今が一番」の気持ちよさを 小川奈緒さん
026 気負わずに私らしさを楽しんで ももせいづみさん
036 「前向きでほがらか」をつくる毎日のリズム 田中ナオミさん
024
035
今年わたしが楽しみたいこと
網中いづる/ひびのこづえ/福岡伸一/湯浅 誠/安部智穂
042

50代からの身軽な暮らし1 山を下る心地よさ 井田典子

044 エッセイ スキマの風景13 新しい地平 平松洋子

 

■対談

046

里山に学ぶ持続可能性
今森光彦/小林朋道

 

 

140 新春詠 小島ゆかり/山西雅子

 

 

■シリーズ バリアのない社会へ

102 就職はしたけれど……20代の労働環境
長時間・深夜勤務に退職を決意/黙っていては変わりません 藤田孝典
100 思春期の悩み相談 「女の子が気になって」(中2・男子) 回答者・湯浅 誠

 

 

058 羽仁もと子著作集  自由の翼をのべて
著作集『自由・協力・愛』より)
124 今日のいのり 「幼子イエス」 渡辺善忠
116 未来の余白から 新しい生の始まり 最上敏樹
112 視角 総選挙に出て考えたこと 政党と市民の協力こそ 山田厚史
010 わたしの・すきな・もの ロゼッタ・ストーンのマグカップ 福岡伸一

■暮らし

060

料理 喜ばれる私のおせち 舘野鏡子

 

069

気軽にできる今日のお菓子 柚子風味のウィークエンドケーキ 山本由美

072 ちょっとひとつみハーブとなっぱ クレソン 庄野幸子
082

家計ルーム 今年こそ家計簿をつけたい 助言 金子明美

094 健康往来 かぜ? それとも肺炎? 山口泰弘

 

 

■読み物

077

<新連載>絵本 あのね さむいひのオーレ ごとうみづき

 

122 こころの深呼吸 心の方向 海原純子
132 小説 ひと箱のライフ 楊 逸
128 Book 闇を照らす光 若松英輔
130 cinema-女と男 女の道よ なぜ険し? 松本侑壬子

 

■口絵

007 時空しまめぐり 南大東島(沖縄県) 加藤庸二

 

 

092 家計簿をつけ通す同盟 自動車費
142 生活歌集 小島ゆかり
146 生活句集 山西雅子
150 十三浜わかめクラブ通信
152 自由学園だより 高橋和也
154 友の会ニュース 徳山/バンコク
156 f-tomoひろば
160 バックナンバー
161 2月号予告
162 編集室日記

編集後記

新しい年、変化していく社会や環境の複雑な問題にも、生活の中から前向きに、少しずつ取り組んでいく、そのきっかけとなる記事をお届けできればと思います。
対談の、「里山」にある自然と人との関係の可能性、また特集でご紹介した暮らしの様子にも、何かを始める鍵があります。家計ルームは増ページして、心新たに家計簿を開いた方の例を通し、今年は! という皆さんと家計簿に向き合います。
新連載も多彩。ごとうみづきさんの絵本「あのね」では、毎回、思いがけない世界が広がります。若松英輔さんの書評も、深い余韻を残すでしょう。時を経ても、生き生きと語りかける、創立者・羽仁もと子のことばを「週めくりカレンダー」にいたしました。新しい時を共に歩めますように。

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今月号のレシピ

【喜ばれる私のおせち】
牛すねのじっくり煮/フライパンでつくる筑前煮/射込み高野豆腐/赤ワインの酢ばす/カリフラワーと赤パプリカのフレンチマリネ/栗入り、芋きんとん

 

【大皿で楽しむ、揚げものとご飯もの】
黒豆と餅の春巻/黒米のキンパ(韓国風のり巻き)

 

【気軽にできる今日のお菓子】
柚子風味の「ウィークエンド」

 

【ちょっとひとつみハーブとなっぱ】
クレソンのポタージュ

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