鶏飯とスープ | 婦人之友社 さあ、生活を発見しよう

鶏飯とスープ

◎材料と分量(1単位分)

 

鶏もも肉 1本
ごぼう 1本
米 3合
塩 小匙1
日本酒 大匙1+大匙1
醤油 大匙1
水 適宜

 

 

◎つくりかた

 

  1. 鍋に1.8ℓの水と、水洗いして血のりを洗った鶏肉を入れて中火にかけます。

 

  1. 鍋の水が沸騰するまでに、手の腹をしっかり使って、米をとぎ、ざるにあげておきます。

 

  1. 鶏の入った鍋が沸騰すると灰汁がではじめるので、細かい網のついた灰汁取りで、しつこいくらい念入りに取ります。

 

  1. スープがきれいに澄んだら火を弱め、20分煮込んで塩、酒を加えて火を止めます。鶏を取り出して、そのまま冷まします。

 

  1. 具の用意をします。ごぼうは皮をむいて、ささがき(笹の葉のように、薄く細く削ること)にします(皮むきを使ってもよい)。たっぷりの水に5分ほどさらして、灰汁を抜きます。

 

  1. 鶏肉が冷めたら、手で小さくちぎり、皮は包丁で細かく切ります。

 

  1. 炊飯器にといだ米、醤油、酒、鶏のスープを加えて水加減をします。ここに鶏とごぼうをのせて混ぜずにそのまま炊飯します。

 

  1. 炊きあがったら蒸らしてからよく混ぜ、茶わんに盛り付けます。残ったスープを温め、少しずつ醤油を加えて味を調えます。

 

  • もみのり、あさつきなどを散らしても。
  • 一度に食べきれない分はラップに1食分ずつ包んで冷凍し、レンジで解凍すると、温めなおすときの香りがまた素敵です。

 

2002年春 137号掲載「できない男の男の料理」内山晟/健康特集・できれば避けたい痴呆/生活特集・中高年の経済

 

◎編集部から

試作を食べた家族から、昔、運動会の時のお弁当で食べたのを思い出す、懐かしい味、との感想が。25歳の息子さんからは、「スープもおいしい!」と!


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