婦人之友2023年 2月号
特集
「おいしい!」が生まれるところ わたしの好きなキッチン
生活のベースであるキッチン。紹介する5つの家庭のさまざまなキッチンをヒントに、皆さんにとっても居心地のいい場所になりますように。
動きやすく、片づけやすい 工夫のあれこれ 飛田和緒
「冬でも動きやすいように半袖なんです!」と、笑顔でテキパキ台所に立つ、料理家の飛田和緒さん。1日の多くを過ごす場所だからこそ、使いやすいスペースを保つ、そのコツを伺いました。

食料ストックや道具も Makoさんの“ためこみキッチン”
「いざというときはうちに来て!」と言うMakoさん(料理研究家)の豊かな台所。それぞれの道具がフル活用される工夫があります。

共に変わっていく場所 髙森寛子(スペースたかもり主宰)
マンションの狭い台所を全改装した。80歳を過ぎて!?と驚かれもしたが、高齢者の私にすれば待ったなし。“今がいちばん若いとき”なのだから。

ロレンツァとジャンニの手作りキッチン 中村美希
2人の家では、パン、パスタ、朝食用のケーキも夫・ジャンニの手作りで、友だちが来れば自家製の赤ワインや食後酒をふるまう。昨年、夫妻は台所も手作りした。

始めよう! プラスチックフリー・ライフ
拾って数えて 川のプラを減らす 伊藤浩子(全国川ごみネットワーク事務局)
各地で活動する川ごみ関連のボランティアグループなどが集まった「全国川ごみネットワーク」。各地で数えたごみが集計され、データとして活用されています。

座談会
本屋さんの新しいカタチ 猫・うさぎ・魚の専門書店
今、広がりを見せる生き物に特化した専門書店。従来型の本屋さんとひと味違う、こだわりの店をのぞいてみると――。
- 安村正也(キャッツミャウブックス)
- 米澤智子(本屋うさぎ道)
- 浦上宥海(SAKANA BOOKS)

目次
特集
\おいしい!が生まれる/
わたしの好きなキッチン
| 014 | 動きやすく、片づけやすい 工夫のあれこれ 飛田和緒 |
| 022 | “ためこみキッチン”食料ストックや道具も Mako |
| 028 | 共に変わっていく場所 髙森寛子 |
| 034 | ロレンツァとジャンニの手作りキッチン 中村美希 |
| 068 | 羽仁もと子著作集 春遠からじ |
| 010 | わたしの・すきな・もの 天秤 福岡伸一 |
| 072 | 今日のいのり 神が見えない時は、神に知られている時 渡辺晋哉 |
| 120 | news watching 北海道・酪農の三重苦 森川 純 |
| 124 | 未来の余白から バーゼルのモーツァルト 最上敏樹 |
| 086 | ルポ チェコの街角から 中村秀明 |
座談会
| 094 | 本屋さんの新しいカタチ 猫・うさぎ・魚の専門書店 |
| 安村正也/米澤智子/浦上宥海 |
始めよう! プラスチックフリー・ライフ
| 060 | 拾って数えて 川のプラを減らす 伊藤浩子 |
暮らし
| 040 | 世界・日本 まいにちのごはん スペイン 素朴な郷土の味 丸山久美 |
| 052 | 檀流スローフード極上レシピ2 檀 晴子 |
| 056 | 「週末○△□」 ハンドケアでリラックス 中村有美子 |
| 108 | Dr. 鎌田のミドルエイジ 賢い骨活でしなやかな強い骨に |
| 112 | からだと心 冬の入浴 効果的に安全に 早坂信哉 |
読み物
| 007 | フィンランド クルットゥーリサウナ 齋藤名穂 |
| 076 | こころの深呼吸 ひとりひとりがナンバーワン 海原純子 |
| 082 | 道の駅めぐり ここは魚市場? ( 福岡県宗像市) 乾 祐綺 |
| 130 | 羽仁もと子とその時代㉖ 戦争への道 森まゆみ |
| 079 | BOOK わたし自身を生きる 小国綾子 |
| 070 | 自由学園だより |
| 118 | 自由学園幼児通信グループから |
| 138 | 友の会ニュース 奈良ほか/宮崎 |
| 142 | 生活歌集 選・小島ゆかり |
| 145 | 生活句集 選・山西雅子 |
| 148 | 編集室から |
| 150 | 十三浜わかめクラブ便り |
| 152 | f-tomo ひろば |
| 156 | ウクライナ支援コンサート報告 |
| 160 | バックナンバー |
| 161 | 次号予告 |
| 162 | 編集室日記 |
皆さま、どのような新年をお迎えでしょうか。
コロナやインフルエンザと心配が続きますが、穏やかな時をと祈りつつ、新年に届く今号を送り出します。新年号から、読みやすい誌面をと、本文と写真説明の文字を大きくしました。
北陸から東北、北海道にかけて、12月としては記録的な大雪がふり、停電や車の立ち往生など、極寒の中の大変な状況に胸が痛みます。そんな中で北海道から伝えていただいた、「酪農の三重苦」の現状。「食料供給を支える足元が揺らいでいることを知って、食のあり方を考えたい」と森川さん。
先号の檀晴子さん、太郎さんの暮らしと料理には、多くの反響をいただいています。続けて、ブラッドオレンジのジャムや、とれたて鯵の南蛮漬けレシピをお届けします。
■婦人之友編集部へのメッセージは hiroba@fujinnotomo.co.jp へお送りください
今月号の料理
【世界・日本 まいにちのごはん】スペイン 素朴な郷土の味 丸山久美
スペイン料理というと、パエリアやガスパチョ、アヒージョなどがよく知られていますが、今回は、身近な材料を使った、地方の家庭料理を紹介します。
- ねぎのスープポルサルダ

- カリフラワーのスフレ

- サーモンのシードル風味

- カディス風ポテトサラダ

- 豚肉の巻き揚げ フラメンキーネス

- デザートはなぁに? スペイン修道院のお菓子から
くるみのパイ

撮影:澤木央子
檀流スローフード 極上レシピ2 檀 晴子
- ブラッドオレンジのジャム/ゴーヤのジャム/いちごのジャム

- 鯵の南蛮漬け

- 鶏手羽先炒め

撮影:乾 祐綺















