婦人之友2024年 6月号

表紙:「雨と木曜とチーズケーキ」サイトウマサミツ
発売日:2024年5月11日
価格:810円(税込)

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特集

つくってみよう!放課後おやつ

自分で食べたいものができた。その楽しさを一度味わえば、料理へのハードルはぐんと下がります。子どもがつくるとき、大人は少しのサポートだけで、あとは自由な発想にお任せ。どんな“おやつ”になるでしょうか。

 

アレンジ自在!シンプルなお菓子 友だちと“シュテンゲル”
春から中学生になった宮本千優さん、神かんなさん。ちょっとお腹がすいたときにぴったりなおやつ“シュテンゲル”づくりに挑戦。1本、2本と食べる手が止まりません。

 

あこがれのチーズバーガーセットをつくる 山口友の会
2年前から「子どもがつくりたいものをつくる」という“親子カフェ”を実施している山口友の会。その様子は――。

 

 

お腹がすいたらすぐできる!
Myチャーハン&トッピングトースト

自分で気軽にできて、すぐ食べられる栄養満点の軽食。家族につくるのもいいですね。
料理研究家の舘野鏡子さんと息子・涼さん(中2)に習います。

 

始めよう!プラスチックフリー・ライフ

人工芝の問題を追って

新たなマイクロプラスチックの汚染源とその危険性

栗岡理子(環境カウンセラー)

ナノプラスチックと呼ばれる超微細プラの研究が次々発表され、話題を呼んでいます。昨年は、人工芝の問題を追いかける1年だったという栗岡さんにお書きいただきました。

 

座談会 家計簿創刊120周年

暮らしも社会も家計簿で変わる!

羽仁もと子の家計簿考案から120年。社会の不安定な今こそ、その存在が見直されています。

  • 井手英策(慶應義塾大学教授)
  • 家計簿愛用者
    山﨑美津江(相模友の会)
    松岡育子(横浜友の会)
    小林芳子(前橋友の会)

 

 

能登半島地震の被災地より

輪島、1500人に炊き出し 地元の料理人たち
島村菜津(ノンフィクション作家)

 

大地震から3カ月 被災した海女漁は
藍原寛子(ジャーナリスト)

目次

特集
つくってみよう!放課後おやつ

014 友だちと“シュテンゲル” 栁下久美恵
020 あこがれのチーズバーガーセットをつくる 山口友の会
034 中・高生が気軽にできる3 品 舘野鏡子・涼
ガーリックチャーハン、トッピングトースト、バナナパンケーキ
019 おやつの栄養で子どもの成長をサポート 丸井浩美
032 子どもに任せる心得 山本和子

 

 

066 羽仁もと子著作集 まちがいを恐れずに
010 わたしの・すきな・もの ミョウバンの結晶 福岡伸一
070 今日のいのり 信徒ばばちゃんの思い 山下千恵
120 未来の余白から 赤地に白く 最上敏樹

 

 

能登半島地震の被災地より

106 輪島、1500人に炊き出し 地元料理人たち 島村菜津
113 大地震から3カ月― 被災した海女漁は 藍原寛子

 

 

座談会 家計簿創刊120周年

080 暮らしも社会も家計簿で変わる!
井手英策(慶應義塾大学教授)
山﨑美津江、松岡育子、小林芳子(家計簿愛用者)

 

 

始めよう!プラスチックフリー・ライフ

058 人工芝の問題を追って 栗岡理子

 

暮らし

040 お菓子 『3びきのこぐまさん』のキャラメルチョコケーキ 舘野鏡子
044 料理 肉じゃがに合うおかず 石原洋子
054 祖母の味、私の味 梅仕事 河合真理
096 からだと心 夏の快眠と睡眠時無呼吸症候群 梶本修身
126 120周年・読者投稿 『婦人之友』をきっかけに始めたこと⑫

 

 

読み物

007 アイデアのたね もう一度、図書館を紐解く 花井裕一郎(まちづくり・図書館アドバイザー)
074 こころの深呼吸 粋な引き算 海原純子
077 BOOK シスターフッドあふれる本 小国綾子

 

 

068 自由学園だより
129 友の会ニュース 信越部/中野/川越
132 生活歌集 選・小島ゆかり
135 生活句集 選・山西雅子
138 編集室から
140 f-tomo ひろば
144 バックナンバー
146 編集室日記

 

編集室日記

 瞬く間に木々は緑に包まれ、季節は初夏へ。
 特集では、放課後の時間や塾に行く際など、お腹がすくときの手軽な軽食を。自分でつくって食べる楽しさを、子どもたちにもと考えました。
 能登半島地震被災地に「ボランティアが少ない」問題は、島村菜津さんが伝える、30㎝地盤沈下した畑で水はけのため1人作業する様子にも。
 被災地で必要なことに、柔軟に敏速に応える仕組みは、どうしたら作れるのでしょう。次号の特集では対応の速さが注目されている台湾の取り組みなどからも、考えたいと思っています。
 お菓子は村山知義・籌子の『3びきのこぐまさん』に出てくるキャラメルチョコケーキ。ミントは本の絵のように、小さな穴を開けてからそっとさしました。お話も味も、どうぞお楽しみください。

■婦人之友編集部へのメッセージは hiroba@fujinnotomo.co.jp へお送りください

 

今月号の料理・お菓子

【特集】つくってみよう!放課後おやつ

  • シュテンゲル

撮影:徳山喜行

 

  • チーズバーガーセット(ダブルチーズバーガー/ミックスジュース/コールスローサラダ)

撮影:石川奈都子

 

  • ガーリック・ベーコンのチャーハン

 

  • トッピングトースト
マーマレードとバナナ

納豆・キムチ・チーズ

ミニトマトとウインナー

ツナ・コーン

    • バナナパンケーキ

    撮影:青山紀子

     

    【季節のお菓子】『3びきのこぐまさん』キャラメルチョコケーキ
    絵本『3びきのこぐまさん』(小社刊)に登場するケーキを舘野鏡子さんがオリジナルレシピで再現。“デビルスフード(悪魔のお菓子)”と呼ばれるバターケーキが基本。トッピングのキャラメルクリームづくりも楽しんで。

    撮影:青山紀子

     

    肉じゃがに合うおかず 石原洋子
    ふだんのごはんにぴったりの定番おかずと、調理法、味つけが重ならない副菜を。

    • 肉じゃが

     

    • かぶとオレンジのサラダ

     

    • 春菊と揚げじゃこの変わり白和え

     

    • 酢豚

     

    • 人参の明太子和え

     

    • 水菜とせん切りじゃが芋のサラダ

     

    撮影:青山紀子

     

    【祖母の味、私の味】梅仕事 河合真理

    • こんにゃくとごぼうの炒り煮

     

    • じゃが芋とタコの梅マリネ

     

    • おやつ用梅酒の実

     

    撮影:青山紀子

     

     

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