婦人之友
特集
体と心をほぐす 自分に、だれかにマッサージ
緊張や疲れを感じる日々に、リラックスするひとときを。
自分をいたわるのはもちろん、家族や友人とのふれ合いも心の助けになります。
特別な道具なしに、どこでもできるマッサージを紹介します。
プロの技を自分で!頭も肩もすっきり 中村有美子(セラピスト)
寒さや緊張で肩回りがこわばる。そんなときにぴったりのマッサージです。頭から脇をほぐすと血行もよくなり、リラックス効果があります。自分にする場合、人にする場合を教えていただきました。
気持ちが伝わるベビー&キッズタッチケア 粂井優子(HOCORUベビマセラピスト)
親子の優しいふれ合いは、心身の発達を助けると同時に、互いの愛情を感じる大切な時間。生後1カ月から何歳まででもできるタッチケアを紹介します。
動脈硬化予防、冷え対策に“血管のばし”ストレッチ 家光素行(立命館大学教授)
家光さんの研究では、体の柔軟性を高めるストレッチは、血流を促し、血管を柔らかくすることがわかっています。硬い血管は、動脈硬化や心筋梗塞、冷えの原因にも。ストレッチをつづけて予防しましょう。
犬猫もほぐれるもみもみタイム 中桐由貴(獣医師)
犬や猫にもコリやむくみがあるので、マッサージで気持ちよく。獣医師で鍼灸師の中桐さんに、犬猫が好む部位のほぐし方と効能を教えていただきました。もみもみタイムで癒し癒されましょう。
末長い支援を──能登半島地震被災地より
2024年1月1日、能登半島で最大震度7の大地震が発生、230人以上の方が亡くなり(1月28日時点)大きな被害が出ました。東日本大震災などで支援活動と取材の経験のある藍原寛子さんは、福島から6時間半、陸路現地へ。その報告です。
対談
心のうちを歌にのせて
馬場あき子(歌人)
大下一真(歌人・瑞泉寺住職)
古くは『万葉集』の時代から歌い継がれてきた短歌。三十一音のしらべと共に生きるお二人が語り合います。
「住む」ことは、「生きる」こと 出版記念インスタライブin鹿児島
「普段を一番の幸せに」と願って家を建て、鹿児島の里山に家族5人で暮らす加賀江広宣さん。著書『住む、ということ』の出版を記念し、同じく鹿児島在住の門倉多仁亜さんが加賀江さんのご自宅を訪問。自然豊かな里山から、お二人のトークをお届けします。
目次
特集
体と心をほぐす
自分に、だれかにマッサージ
014 | プロの技を自分で!頭も肩もすっきり 中村有美子 |
024 | 気持ちが伝わる ベビー&キッズタッチケア 粂井優子 |
030 | 動脈硬化予防、冷え対策“血管のばし”ストレッチ 家光素行 |
034 | 犬猫もほぐれる もみもみタイム 中桐由貴 |
068 | 羽仁もと子著作集 生命を与うるもの |
010 | わたしの・すきな・もの 旅先の小石 福岡伸一 |
072 | 今日のいのり エルサレムの聖墳墓教会を巡る 瀧口美香 |
098 | kakei room 70代で住み替え。こじんまりと豊かな毎日 |
122 | 未来の余白から 二つの影が重なって 最上敏樹 |
060 | 能登半島地震被災地より 末長い支援を 藍原寛子 |
066 | 18歳の君へ 被災者支援 湯浅 誠 |
対談
082 | 心のうちを歌にのせて 馬場あき子(歌人)× 大下一真(歌人・瑞泉寺住職) |
始めよう! プラスチックフリー・ライフ
054 | 読者の実践から/ふろしき使い方英語版 |
羽仁もと子とその時代・番外編
114 | “東北セットルメント”の跡地を歩く 森まゆみ ⑥岩手県 吉田幾世とその母いま |
暮らし
040 | 料理 春を楽しむ食卓 前田洋子 |
050 | 祖母の味、私の味 雛祭り 河合真理 |
092 | 子どもとアレルギー 花粉症と通年性鼻炎・結膜炎 三宅隆太 |
104 | 120周年・読者投稿 『婦人之友』をきっかけに始めたこと⑪ |
106 | 出版記念インスタライブin 鹿児島 「住む」ことは、「生きる」こと 加賀江広宣(著者)× 門倉多仁亜(料理研究家) |
読み物
006 | フォトエッセイ 希望の光 亀村俊二 |
007 | アイデアのたね 日本と世界を笑いでつなぐ 三宅藤九郎(狂言師) |
038 | mikiも歩けば まだ、あしたがある 中村美希 |
076 | こころの深呼吸 「 関連づけ思いこみ」要注意 海原純子 |
079 | CINEMA 時、熟しての新作 森下詩子 |
070 | 自由学園だより |
128 | 友の会ニュース 伊那/鹿児島 |
132 | 生活歌集 選・小島なお |
135 | 生活句集 選・山西雅子 |
138 | 能登半島地震お見舞い 被災地の声 |
142 | f-tomoひろば |
144 | バックナンバー |
146 | 編集室日記 |
1月1日、マグニチュード7.6の地震が能登半島で起き、大変な被害をもたらしました。被災地域にお住いの読者の皆さまは、いかがお過ごしでしょうか? お正月休みに集まっていた家族の被災、そして厳しい寒さの中での避難生活。どれほどの困難があるかとお察しいたします。
婦人之友では長く被災地に心を寄せ、継続した支援ができるよう、伝え続けていきたいと思います。今号で特集したマッサージが、疲れや緊張を少しでも緩和するのに役立ちますように。
ぱっと華やかな春のおすしは、気持ちがはずみます。ふだんの料理のアレンジも。
昨年4月号から1年間、明るく物語が広がるような表紙絵を描いてくださった樋口たつ乃さんへ感謝申し上げます。
■婦人之友編集部へのメッセージは hiroba@fujinnotomo.co.jp へお送りください
今月号の料理・お菓子
春を楽しむ食卓 前田洋子
新しい生活が始まる春、家族が集まる機会も増えます。ふだんの料理をアレンジして、華やかな食卓に。お弁当づくりを始める人に便利なおかずも紹介します。
- 春のおすし
- 吉野鶏の清汁
- 瓦そば風
- 鶏のから揚げ甘辛風
- 鶏肉の南蛮漬け
- 人参のサラダ
- かぶと白菜のミックスサラダ
撮影:青山紀子
【祖母の味、私の味】雛祭り 河合真理
- お雛さまの酢の物
- 干し飯と雛あられ
写真:河合真理