人生がよりよく楽しくなる習慣のつくり方

 

「気持ちに余裕のある生活は、”よい習慣”と関わっている」と語る、習慣化コンサルタント・古川武士さん。

習慣のつくり方、続けるコツを聞きました。

 

【プロフィール】

習慣化コンサルタント・古川武士

ふるかわ たけし:約5万人へのビジネス講座と1万人以上の個人コンサルティングの経験から人生を豊かに生きるには「習慣」がもっとも重要と考え、オリジナルの習慣化理論・技術を開発。著書多数。

 

 

人生は、習慣の塊のようなもの

 

「私たちは、習慣の積み重ねでできています」と、古川さん。

「朝起きてから夜寝るまで、24 時間の行動はなんとなく決まっていますよね。目が覚める時間、食事をとる時間など、脳は無意識のうちにパターンをくり返すようにできています。

もし、いつも忙しくて自分のQOL(生活の質)が低いな、充実感がないなと思う時は、習慣を変えることで、充足感を高めていくことができます」

 

 

三日坊主脱出のための習慣化

 

長続きしない理由は、脳が「新しい変化に抵抗し、いつもどおりを維持しようとする」から。

習慣化のポイントは、新しい行動を「いつもどおり」と脳が認識できるようになるまで、1カ月くり返すこと。

習慣化できれば、維持が容易になります。

 

 

●「反発期」の乗り越え方

やめたくなる気持ちに負けないためには、「ベビーステップ」で小さくはじめるのがもっとも効果的。

 

①「時間」を小さくする

5分間片づける、15分走るなど。

 

②「ステップ」を小さくする

ひとつの引き出しから片づける、マラソンではなくウォーキングにする、とにかく着替えて外に出るなど。

 

③必ず毎日実行する

毎日行動を起こし、記録する。記録は習慣継続の強力サポーター!

 

 

●「不安定期」の乗り越え方

イレギュラーに耐えられる柔軟さを持ち、モチベーションを維持する仕組みをつくりましょう。

 

①パターン化する

お同じ時間・やり方・場所で行い、体にリズムを浸透させる。

 

②例外ルールを設ける

(例)

風邪を引いた→特別の日として休む

突然の残業→翌日に振り返る

 

③継続スイッチをセット

モチベーションを維持する工夫を。ごほうびを用意する、みんなに宣言してほめてもらう、続けられたら〇〇を食べに行くなど。

 

 

●「倦怠期」の乗り越え方

マンネリ感が邪魔する時期。身体には習慣が馴染んできているので、ここを上手に乗り切り完全な習慣へ。

 

①変化をつける

朝のウォーキングのコースを変える、掃除をしながら英語のリスニングも兼ねるなど。

 

②次の習慣を計画する

次にチャレンジする習慣をひとつ考え、プランをつくる。

 

 

【チャレンジ!】

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行動と思考のパターンから、性格を4つに分類。

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「よい週刊が人生を楽しくよりよくする(イラスト=あずみ虫)

 

 

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