〈レシピ〉豆乳のクラムチャウダー|飛田和緒さんの4コマスープ

 

4つの工程だから、忙しいときにもさくっと作れて嬉しい、

飛田和緒さんおすすめの、「豆乳のクラムチャウダー」。

春の野菜のうまみが凝縮した、栄養満点のスープです。

 

 

 

【プロフィール】

料理研究家・飛田和緒

ひだ かずを:素材を活かし、料理が楽しくなる家庭の味や保存食を伝える。著書に『台所の相談室』(KADOKAWA)、『いちばんおいしい野菜の食べ方』(オレンジページ)、『シンプルがおいしい飛田さんの野菜レシピ』(NHK出版)など。

 

豆乳のクラムチャウダー

 

 

クラムチャウダーは、あさりやはまぐりなどの二枚貝 (クラム)と、野菜を煮込んだスープ(チャウダー) という意味の、アメリカのスープ。

日本ではクリームベースの白いスープが定番ですが、本場ではそれは「ボストンクラムチャウダー」のこと。

トマトベースや、透明なスープのクラムチャウダーを食べる地域もあるそうです。

今回は、牛乳よりあっさり仕上がる豆乳を使いました。あさりからいい味が出るので、だしいらず。じゃがいもでとろみも加わります。

 

 

【材料(4人分)】

あさりのむき身…………120g

新じゃが芋………………2個

新人参……………………小1本

春キャベツ………………1/4個

新玉ねぎ…………………1個

オリーブオイル…………大さじ1

小麦粉……………………大さじ1

水…………………………4カップ

無調整豆乳………………2カップ

バター……………………20g

塩…………………………小さじ1~1・1/2

 

*あさりは殻つきでもよい。

 その場合は3%濃度の塩水に2~3時間つけて砂抜きし、殻ごとよく洗う。

*野菜は「新」でなくてもよい。

 

【つくり方】

1.

あさりは塩水(分量外)で洗ってざるにあげる。

野菜は1cm角に切り揃える。

 

 

2.

オリーブオイルで野菜を軽く炒める。

全体にオイルがからんだら小麦粉を振り入れ、なじませる。

 

 

3.

水とあさりを入れ、ふたをして、中火で野菜がやわらかくなるまで煮る。

 

 

豆乳を加え、弱火で静かに温め、味をみてバターと塩で味をととのえる(あさりは塩けが強いので、よく味をみてから塩を加える)。

 

 

 

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2024年3月発売の「”やさい上手”の春夏ごはん」では、「夏野菜のガスパチョ」「きのこと根菜のカレースープ」など全部で8つの「4コマスープ」を紹介しています。

 

「飛田和緒さんの4コマスープ」(写真=豊田朋子)

 

 

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